2008年04月03日

藁科川上流探索

人との出会いでは思いがけない情報が得られたりするものです。
一昨日の「栃沢の大枝垂れ桜」もそうでした。
午後からふらっと出掛けた藁科上流の「きよさわ里の駅」で出会った初対面の方の話でした。
地名も桜のことも知らずに行って、教えてもらった情報です。

また「聖一国師の碑」がこの地にあることも、桜を見物に来ていたご夫妻から教えてもらいました。

その帰り道にある、リハビリの病院に親戚の人が入院しているので、里の駅で買った焼きたての
よもぎきんつばを持ってお見舞いに寄りました。

そこで「大枝垂れ桜」の話をすると、同室に86歳になるという元気の良いおばあちゃんがいて、
藁科上流大川地区の出身だということで、この地域の歴史のある場所や昔の話を聞かせてくれました。

「日向」にも大きな枝垂れ桜の木があると聞いたので、それでは今行くしかないと思い
昨日も昼から車でまた出掛けて行きました。

けれどもいくら探してもおばあちゃんの話す枝垂れ桜の木は見つかりません。
地元の人に聞いても知らないようです。
多分昔のことなので「栃沢の大枝垂れ桜」と勘違いされたのかも知れません。
こちらはハズレでした。

気を取り直して更に上流の「大間地区」にあるといっていた「男滝」と「女滝」を探しに奥へ奥へと
向かいます。
途中に標識があり「福養の滝」と書かれていて、確かにあるようです。
山道をどんどんどんどん進んで行き、やっとのことで着きました。
駐車場から200メートルの所にありました。

【福養の滝】
藁科川上流探索
(上部の男滝)

藁科川上流探索
(下部の女滝)










「福養の滝」は静岡市西部を流れる藁科川水源地帯の大間(おおま)にあります。
滝の高さは100メートル、幅4メートル。
滝は二段に分かれていています。

見上げるその先には切り立った岩肌を大きな音をたてて、もの凄い勢いで流れ落ちてくる
細く、長く、真っ白な美しい滝は鋭さがあって、男滝にふさわしく飲み込まれてしまいそうな迫力と、
怖いとさえ感じる程の見応えのある滝でした。

その下には女滝が優しく美しい水しぶきを上げて対照的な姿で滝つぼに落ちて行きます。

おばあちゃんの話では冬の厳寒期は水しぶきが凍ってこれまた見事だと言っていました。
ちょっとそれは見たくても、道が危険で残念ながら無理な話です。

おばあちゃんの話は他にも幾つか興味があって行ってみたいと思いましたが、ちょうど良い時季に
なったらまた探索することにします。



Posted by よいっぱり at 14:13│Comments(2)
この記事へのコメント
こちらの地域には昨夏何度も行きましたが、
観光をしている余裕がなく全く気が付きませんでした(^^;;

今年も夏に行く予定なので、
今度はもう少し周囲を見渡せるようになりたいです。
Posted by わかばくらぶ事務局わかばくらぶ事務局 at 2008年04月04日 08:12
わかばくらぶ事務局 様

おはようございます♪♪♪
同じ葵区ですが知らないことや行ったことのない所が
随分あります。

生徒の皆さんは人生では大先輩ですよね。
地域のことは地元の生徒さんに聞けば何でも
教えてくれるのではないでしょうか。
Posted by よいっぱり at 2008年04月04日 08:57
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藁科川上流探索
    コメント(2)