2008年07月03日
苔玉を作ってみませんか

鉢をつかわず土と苔のみで形を作り、植物を植え込む苔玉。
バルコニーやリビングの一隅で、小さな庭空間を楽しめます。
一つの苔玉でも場所や器で随分雰囲気が変わります。
これから紹介します作り方は奈良市にお住まいの環境クリエーターの
福村ノコさんが何年か前にある雑誌で紹介されていたものを引用しました。
材料
☆土(ケト土と培養土を同量ずつ)
☆苗(好みの草木、草花)
☆苔(ヤマゴケ)
☆ネット
☆園芸用ワイヤー(直径1mm)
作り方
①ケト土と培養土を合わせ、空気を押し出すようによく練る。
(体重をかけてしっかりこね、バラつきがなくなって、表面にツヤが出るくらいになれば練り上がり)
②苗は根を傷つけないように注意しながら土をやさしく落としていく。
最後に水の中で根を洗い、つちを完全に取り除く。
③ネットを仕上げたい大きさに切って底にし、その上に①で練り上げた土を1~2cmの厚さに押し広げる。
その上に根を渦巻き状にまとめて苗を乗せる。(こうすると根が張りやすく、成長によい)
④残りの①で根を包み込んでいく。(土が割れないようにしっかりと)
コケをつけるとひとまわり大きくなることを計算して、仕上がりの形とサイズを考える。
根が完全に覆われてさえいれば、土は小さくても大丈夫。
球、円錐、低く平に・・・・・など形は好みで。
⑤底以外全部をコケで覆う。
コケはひとつかみずつ水の中でやさしくもみ、ゴミや土をざっと洗い落としてきれいにする。
⑥⑤のコケを指の腹全体で土に押しつけて隙間がでないようにきっちりと張っていく。
(コケは細かく分けすぎるとはがれやすくなるので注意)
⑦園芸用ワイヤーをU字型に曲げてピンを作り、コケがはがれ落ちないように、押してとめる。
全体にジョウロでたっぷりと水をやり、器に乗せて出来上がり。
環境の良い置き場所と適切な水やりのポイト
①草木よりも弱いコケの方を基準に考える。
②置き場所に相応しいのは、直射日光が当たらず、風通しのよい屋外。
(インテリアとして観賞するなら、必要な時だけ持って入り、それ以外は出来るだけ外に出しておく)
③マンションのバルコニーで育てる場合は、床に緩衝材として木やブロックを敷き、すだれなどで日除けをする。
④苔は根が常に湿った状態にしておかなければなりませんが、水をやりすぎると草木が根腐れをおこして
しまうので、表面が乾くくらいが目安。
⑤霧吹きでの水やりは葉の部分だけになりやすいので、ジョウロで土を湿らせるようにする。
福村ノコさんのコメント
「土は少量ですが、植物はもともと環境に適応する力を備えているもの。
世話さえ適切なら草木はしっかりと元気に育ってくれます」
「むしろ難しいのは苔で、青々とした状態を維持するには、経験を積むしかありません。
でも一見枯れたように見えても、根は生きていたり、自生の苔が後から生えてきたりするので、
あきらめずに育てていってください」
☆土(ケト土と培養土を同量ずつ)
☆苗(好みの草木、草花)
☆苔(ヤマゴケ)
☆ネット
☆園芸用ワイヤー(直径1mm)
作り方
①ケト土と培養土を合わせ、空気を押し出すようによく練る。
(体重をかけてしっかりこね、バラつきがなくなって、表面にツヤが出るくらいになれば練り上がり)
②苗は根を傷つけないように注意しながら土をやさしく落としていく。
最後に水の中で根を洗い、つちを完全に取り除く。
③ネットを仕上げたい大きさに切って底にし、その上に①で練り上げた土を1~2cmの厚さに押し広げる。
その上に根を渦巻き状にまとめて苗を乗せる。(こうすると根が張りやすく、成長によい)
④残りの①で根を包み込んでいく。(土が割れないようにしっかりと)
コケをつけるとひとまわり大きくなることを計算して、仕上がりの形とサイズを考える。
根が完全に覆われてさえいれば、土は小さくても大丈夫。
球、円錐、低く平に・・・・・など形は好みで。
⑤底以外全部をコケで覆う。
コケはひとつかみずつ水の中でやさしくもみ、ゴミや土をざっと洗い落としてきれいにする。
⑥⑤のコケを指の腹全体で土に押しつけて隙間がでないようにきっちりと張っていく。
(コケは細かく分けすぎるとはがれやすくなるので注意)
⑦園芸用ワイヤーをU字型に曲げてピンを作り、コケがはがれ落ちないように、押してとめる。
全体にジョウロでたっぷりと水をやり、器に乗せて出来上がり。
環境の良い置き場所と適切な水やりのポイト
①草木よりも弱いコケの方を基準に考える。
②置き場所に相応しいのは、直射日光が当たらず、風通しのよい屋外。
(インテリアとして観賞するなら、必要な時だけ持って入り、それ以外は出来るだけ外に出しておく)
③マンションのバルコニーで育てる場合は、床に緩衝材として木やブロックを敷き、すだれなどで日除けをする。
④苔は根が常に湿った状態にしておかなければなりませんが、水をやりすぎると草木が根腐れをおこして
しまうので、表面が乾くくらいが目安。
⑤霧吹きでの水やりは葉の部分だけになりやすいので、ジョウロで土を湿らせるようにする。
福村ノコさんのコメント
「土は少量ですが、植物はもともと環境に適応する力を備えているもの。
世話さえ適切なら草木はしっかりと元気に育ってくれます」
「むしろ難しいのは苔で、青々とした状態を維持するには、経験を積むしかありません。
でも一見枯れたように見えても、根は生きていたり、自生の苔が後から生えてきたりするので、
あきらめずに育てていってください」
Posted by よいっぱり at 09:13│Comments(6)
この記事へのコメント
あら〜 「苔玉」かぶっていますよ♪
私も今朝 upしました!
ぜひ、ブログに遊びに来てくださいませ。
私の作り方とはまた異なります。(作る方の数だけ方法があるのでしょう)
ただひとつ、自信を持ってお勧めするのは、
園芸用ワイヤーよりも「黒の木綿糸」です♪
私も今朝 upしました!
ぜひ、ブログに遊びに来てくださいませ。
私の作り方とはまた異なります。(作る方の数だけ方法があるのでしょう)
ただひとつ、自信を持ってお勧めするのは、
園芸用ワイヤーよりも「黒の木綿糸」です♪
Posted by ゆいまーる
at 2008年07月03日 09:25

ゆいまーる 様
コメントありがとうございます。
ゆいまーるさんの苔玉、とってもきれいですね!
それに昨年作ったものですか~ア!!
私は育て方がまだへたで青々とした苔の状態を長く保てません。
ワイヤーや糸を巻く方法はまだ試したことがありません。
ネットを使うこのやり方(根を張らせる)も結果を見るのはもう少し先になりそうです。
様子を見て黒糸にも挑戦してみますね。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
ゆいまーるさんの苔玉、とってもきれいですね!
それに昨年作ったものですか~ア!!
私は育て方がまだへたで青々とした苔の状態を長く保てません。
ワイヤーや糸を巻く方法はまだ試したことがありません。
ネットを使うこのやり方(根を張らせる)も結果を見るのはもう少し先になりそうです。
様子を見て黒糸にも挑戦してみますね。
ありがとうございました。
Posted by よいっぱり at 2008年07月03日 10:45
木綿糸は、一年も経たずして自然と消えてなくなりますよ〜。
苔もケト玉にぴったり張り付きます。
ワイヤーは何だか痛そう(笑)ですよね。
苔玉ライフを楽しみましょ〜♪
苔もケト玉にぴったり張り付きます。
ワイヤーは何だか痛そう(笑)ですよね。
苔玉ライフを楽しみましょ〜♪
Posted by ゆいまーる
at 2008年07月03日 21:05

ゆいまーる 様
お薦めの黒糸使用もやってみますね。
>一年も経たずして自然と消えてなくなります
がいいですねえ!
それから「自然手作り教室」、とても興味があります。
次回の講座は何かしらとブログのご紹介を楽しみに
待っていますね。
お薦めの黒糸使用もやってみますね。
>一年も経たずして自然と消えてなくなります
がいいですねえ!
それから「自然手作り教室」、とても興味があります。
次回の講座は何かしらとブログのご紹介を楽しみに
待っていますね。
Posted by よいっぱり at 2008年07月03日 21:30
苔球も写真も ステキ!!(パチパチ)
実物を「みたーい」気持ちになりました
実物を「みたーい」気持ちになりました
Posted by 助っ人“恵” at 2008年07月04日 22:29
助っ人“恵” 様
いつもコメントありがとうございます。
私はワンちゃんの代わりに苔玉の世話です。
水と適度な日光ですが、これが口で言うほど
楽では無さそうです。
でも好きなことって苦労になりませんよね。
いつもコメントありがとうございます。
私はワンちゃんの代わりに苔玉の世話です。
水と適度な日光ですが、これが口で言うほど
楽では無さそうです。
でも好きなことって苦労になりませんよね。
Posted by よいっぱり at 2008年07月05日 08:44