2009年02月05日

一人暮らし (2)

<昨日の続き>

一人暮らし (2) 一人暮らし (2)

私の知っている彼女は公務員を退職し、堅実に生きてきた人です。

一人暮らしですから、老後のためにと地道に、倹約して生活して来たのだと思います。

恐らく何処かの施設に入れるような、十分な貯えもあるのだと思います。

その貯えを、今が使いたい時、今がその必要な次期に来ているのではないでしょうか?

しかし、今の彼女には次の生活スタイルを選択する思考力にも、正常な判断力にも欠けていて、

自分の意思では何にも決められなくなっているのだと思います。

翌日、彼女の地区の支援センターに電話をしました。

彼女のことは既に登録されていて、電話口の方もすぐに分かった様子です。

前日の様子、そして彼女について知っていることを話し、安心して暮らせるような施設を

お世話して欲しいことを、お願いしました。

すると電話の相手の方は「そうですね、もう一度確認してみます」と言ってくれました。

しかし最後に言った一言、「でも本人が何と言うか分かりませんがね」がとても気になりました。

確かに本人の気持ちを尊重することは大事ですが、それも時と場合によります。

彼女のような人でも、知らない人から何処かに良いところがあるから引っ越しましょうか?

と言われても、長年住み慣れた家ですし、女の一人暮らしで用心深い生活をしてきた人が、

「はい、そうですか」と素直に返事をするはずがありません。

そこは上手に諭して、連れて行ってもらわないと、と思うのですが。

安心して生活できる暮らしをして欲しいと願っても、身内でない私には支援センターの方に

お願いするしかありません。

時々様子を見に訪ねてみることにします。




Posted by よいっぱり at 08:34│Comments(2)
この記事へのコメント
その支援センターの方の最後の一言、気になりますね。
本人の意思がしっかりしていればよいっぱりさんが気にかけることもないのに、ホントに支援してくれるかちょっと心配ですね。
ましてその方に蓄えがあるなら、その保全もしっかりしてあげないといけませんよね。
縁起でもない話しですが、先日も庭に3億円を埋めていて、そのまま亡くなった人もいたというニュースもありましたよね。でもあれはお金が無くなったんだったかな〜。
人間死ぬ時は、外国では体だけで何も無く、日本では財産がたっぷりという話しを聞きましたが、お金は生きているうちに有効に使いたいですね。あればですが(^^;
Posted by BEM at 2009年02月05日 18:54
BEM 様

そうなんです。
身体のことも心配になりますが、
ぶっそうなこの世の中、だまされたりしないかと、
それも気になります。

“孤独な老人は優しい人にだまされやすい”
そんな話しを夫としていて、「何かあったら、最近頻繁に
来るようになった夫婦(私達)が、真っ先に疑われるんだよね!」
になった!!

だから他人はあんまり関わりたくないのかも。

でもほっとけないのが今の心境です。
Posted by よいっぱり at 2009年02月05日 23:15
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
一人暮らし (2)
    コメント(2)