2007年07月27日

歌舞伎

一昨日”松竹歌舞伎 静岡公演”に行って来ました。
 
昨年 中村勘太郎・七之助兄弟の舞踊の公演は観ましたが、演劇は今回が初めてでした。

歌舞伎と聞くと台詞も昔の言葉で難しい、意味が分からない、と思いこんでいて全くと言って良いほど興味がありませんでした。

そんな私が観に行ったきっかけは、今年3月の”市川団十郎・パリオペラ座公演”のことををテレビで知った時でした。

鑑賞後 会場を出てくるフランス人にインタビューしている様子が放映されていました。
どの人も 『素晴らしかった!』 『素敵でした!』 『とても良かった!』 と口々に誉めています。

日本人の私が難しいと思っているのに、外国人がそんなに感激するの?とちょっと意外に思え、自分の思いこみに疑いをもちました。そして日本人の私がこんな歳になってもまだ一度も観たこともない、歌舞伎のことはほとんど知らないなんてちょっと情けないなと思えたのです。

静岡公演のことを知ったのが、それから間もなくのことでした。
何が何でも行かなくっちゃあ!と言う気持ちでした。icon09

会場には日本固有のお芝居とあって、和服姿の女性が結構いました。
ここでもやはり中高年の人が多く見られました。

入り口にはチケット完売の張り紙があり、満席でした。

歌舞伎

公演日の一週間前でしたが、歌舞伎を分かり易く観る為に、事前の催しが有るのではないかと思い、
問い合わせたところ、二日前に既に終わってました。face10

しかし今はイヤホンガイドと言う便利な物があります。同時解説をしてくれます。
思っていたほど台詞が難しくて分かないと言うことは無かったですが、やはりこのイヤホンガイド」がなかったら、ここでは何を表現しているのか分からないと言う場面が何箇所かあり、借りて良かったと思いました。

私にはまだまだその良さを素晴らしい!!とまで言える感動が今一つ湧いてこなかったですが、思っていたよりずっと理解出来て、結構面白かったと言うのが実感です。face02

何にしても歌舞伎は日本の伝統文化であり、後世に伝え残さなければならないものです。
その火を絶やさないためには日本人がもっと歌舞伎を観ることしかないのです。次は他の役者さんの
お芝居も観て、もう少し感心を持とうと思いました。


Posted by よいっぱり at 16:00│Comments(0)
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