2007年07月29日

安倍川花火大会

毎年7月最終土曜日恒例の安倍川花火大会です。
今年で54回目だそうです。
また今年は大御所400年祭を記念した静岡市提供の花火も打ち上げられました。
会場のアナウンスで約1万5千発の花火が上がると放送しています。
久々に間近に見る花火に、酔いしれて来ました。

今日の朝刊を見ると見物客は約60万人(主催者発表)だったとか。

良く行くスーパーで桟敷券をもらったので、妙に今年は行ってみたくなり、夫を誘ってみました。
家の亭主は一度いやだと言い出したら、なかなか口説き落とせない頑固者です。
「送ってはやるけどそんなとこ行きたくない!」の一点張り。
仕方なく諦め、仲良しの近所のMさんを誘ってみることにしました。

「もしもし、ねえ 花火行かない?」と切り出すと電話の向こうで笑いながら「今ね、私も誘ってみようかと思って話していたところ!」と嬉しい返事です。

彼女のお宅では旦那様は呑み友達とやはり花火に行くそうで、一人でいてもつまらないからと言っています。 直ぐに交渉成立です!
 
この花火大会に行くのは15年?いや20年ぶりかも?
なんと彼女は静岡に嫁いでから今回がまだ2回目で40年近く行ったことが無いと言っています。
若くて結婚した彼女でしたが、それにしても40年ぶりとはねえ!!

そんな訳で二人づれのおばさんが超久々に出掛けて行きました。

6時過ぎでしたがもう本通りは凄い人盛りです。タクシーも7~8台連なって戻って来ます。
会場行きの臨時バスも何台も出ているようです。

行けるところまで送ってもらい、私たちも人混みの中に入って進みます。

安倍川花火大会  安倍川花火大会   

安倍川花火大会  安倍川花火大会

随分見物客のファッションも様変わりしました!
目を見張るものがあります!浴衣姿の若者が随分います。着物を着ているのはほとんど若い人達です。カップルで浴衣の人もあちらこちらに見かけます。
慣れない着物で肩がずれていたり、帯が曲がっている男の子が何人もいます。
それがまた可愛く感じられます。

日本文化の着物が若い人達にこんなに人気があるのは非常に嬉しいことです。
今は着物の柄も帯の種類や結び方も様々です。履物も、下駄の人もあればサンダルの人もいます。
ファッションを見ているだけでも楽しく、来た甲斐があったというものです。

指定の桟敷はもう凄い人です。 まだちらほら空いている場所があり、ほっとしました。
女性の司会者のアナウンスが流れます。これも昔は無かったことです。
まだ明るい内に来たのは、初めてのこと。しかも大会の始まる前からです。

始めに、『戦没者の慰霊と平和への願いを込めて始まったのだ』と言ういきさつの説明が入ったご挨拶がありました。
また、市長さんのご挨拶もあったり、市提供の花火は市長さんと共にカウントダウンと盛り上がります。

花火も随分変わって来ました。
仕掛け花火も昔のように、点火され宣伝の文字が出るようなものは一つもありません。
アナウンサーが時々『大スターマイ~ン』とか『スターマイ~ン』と慣れない口調で叫びます。
何の花火を指すのか意味が良くよく分かりませんが、側で見ている小さな子も「変ないい方!」と笑っています。

大型花火が打ち上がると一斉に拍手と歓声で沸き上がります。

今夜は天候にも恵まれ、涼しい風が吹いてきます。周りの人も私たちも寝っ転がって見ています。
時々ゴザの下の草が香って来ます。
こんな贅沢な見物が出来、とても幸せな気分です。

きれいな花火と今時のファッションを堪能して再び人混みに揉まれて帰路に着きました。

〈いつものデジカメを忘れてしまい、携帯のカメラで撮影しました。〉


Posted by よいっぱり at 18:54│Comments(0)
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