2010年04月05日

山香一服 栃沢茶宴

今年も“山香一服栃沢茶宴”に出かけてきました。



藁科川を遡ること一時間、栃沢という集落があります。

静岡茶の茶祖「聖一国師」の生誕の地で、今も茶づくりが盛んです。

茶宴は「米沢亭」「龍珠院」「休楽亭」の3箇所にお席が設けられています。

今年は聖一国師の生家でもある「米沢亭」を申し込みました。

家のすぐ横には見事な枝垂れ桜があり、桜の下での茶席が楽しみの一つでもありました。



しかし今回は、残念ながらご自宅前のお庭に席を移されていました。

米沢邸はかなり歴史のある建物のようにお見受けし、お庭でのお席もまた趣があって

良いものでした。

山々の桜、ウグイスの声、脇を流れる清流、澄んだ空気がひんやりとして、心地好い気分に
浸れます。

そんな中での一服は至福の一時です。

しかし今回はテレビ取材の参入もあって、ちょうど時間帯がかち合ってしまいました。face10

何となく緊張感が漂い、雰囲気も張りつめたものがあり、残念ながらゆったりした気分では
戴けませんでした。





また今回は川勝知事もお見えになり、一服いただいていました。





その後集会所に設けた「一椀」で“栃沢 茶漬け”をご馳走になりました。



(食材はすべて地場産品を使っていました)

地元の皆さんの手作り野菜や漬け物、干し柿、お饅頭の販売も楽しみの一つです。

来年は「休楽亭」にしようかしら?時間帯も考えなくっちゃあ、なんて考えながら
帰ってきました。face02

(来年の開催はまだ未定だそうですが)









  


Posted by よいっぱり at 21:53Comments(4)