2009年04月14日

たけのこ

友達が筍を持って来てくれました。
ずっしりと重い、大きな筍です!
皮付きなら、さぞ大きかったことでしょう!



彼女から頂くのは、今年はこれで3回目。
大きな(想像が付きません)釜があって、掘りたての筍を一度に丸ごと茹でるのだそうです。

米糠は入れずに水だけで、燃料の薪でコトコトと4時間も掛けて茹で上げるそうです!
お水が沸騰するまでに1時間、更に茹でること3時間、それからじっくりゆっくり冷まして、
皮をむき、直ぐに食べられる状態にして届けてくれるのです。

愛情のこもった国産品筍を、惜しげもなくたっぷり使い、いっぱい食べさせてもらえる
幸せな季節なのでした。

手間暇掛けて茹で上がった筍は、さすがに一級品。
甘みがあって、柔らかで、えぐみも無く、味付けなしでもとっても美味しいんです!

でも最近は里山にも猪が頻繁に出てくるようになり、毎年筍も被害にあっているようでした!
筍掘りは、まだ地上に顔を出していないうちに、少しの土のひび割れを見つけて掘り出す
そうですが、敵も然る者、そんな柔らかな筍を見つけて、片っ端から食い荒らしてあるそうです!

さてこの筍ですが、保存して長く使いたいと思うのですが、冷凍では鬆(す)になってしまいます。
他にもおから漬けや米糠漬け酢漬けなど聞いたことはありますが、まだ試したことはありません。

しかし彼女から今年3月初旬にもらった筍は、昨年採れた物を冷凍にしてありました。
既に一年近く経っている訳ですが、旬の物と全くと変わらない美味しい味でしたよ!
そして例の鬆も感じさせない冷凍の保存法があったのでした!

筍のお話、まだまだ尽きませんが、続きは次回にいたします。

  
タグ :筍掘り


Posted by よいっぱり at 13:21Comments(2)